【ポイント(Dive Point)】 お宮前 / ゼロ戦
【潜水時間帯(Dive Time)】 08:49-09:22 / 10:18-10:58 / 16:40-17:27
【平均水深(Avg Depth)】 12.8m / 15.5m / 2.9m
【最大水深(Max Depth)】 24.7m / 21.2m / 6.2m
【水温(Water Temperature)】 25.1℃ / 24.9℃ / 26.0℃
【透明度(Underwater Visibility)】 40m / 40m / 25m
【海況(Oceanic Condition)】 凪ぎ
【天候(Weather)】 晴れ
【気温(Air Temperature)】 26.8℃
水温がグーンと上がってます!
やはり一昨日の浮遊物の多い海は黒潮接岸前の状態だったようで、今日は青々とした黒潮の海!
水温も25.5℃まで上がっていた。
多分、現時点では国内で最も水温の高いエリアなのではないだろうか?
このまま行くとは思えないけど、明日から5mmウェットスーツで入ろうかと検討中。
水中でアカウミガメに会うことが多くなってきた。
今日はゼロ戦に大きなオスがいて、離れたり、戻ったりを繰り返していた。
何やら釣り針付きの赤いラインが口から出ているのが痛々しい。。。
こんにちは。ウミガメに釣り針が刺さっている画像を見たんですけど、ウミガメを保護して、釣り針を取ってあげて、海へ返してあげることはできますでしょうか?
私も川にいた釣り針の刺さったすっぽんを保護して、動物病院で釣り針を取ってもらい、川へ逃がしたことがあります。
この画像のウミガメも、釣り針を取ってあげたいんですけど、何か良い方法があればと思ってコメントをしました。
コメントありがとうございます!
う~ん。。。難しいでしょうねぇ。。。^^;
この動画を見ると、我々がものすごく近くまで寄っているように見えるかもしれませんが、まず触ること自体が不可能ですし、基本的にウミガメはリクガメと違って人間が近づけば猛スピードで逃げます。
仮に捕まえることができたとしても、人間の力で長時間制圧するのは不可能です。
老成のウミガメはものすごい力があり、特に産卵期のアカウミガメ(オス)は凶暴で危ないです。
「カメ」にはのんびりとした優しいイメージがあるので、あまり野生生物や自然について知らない方はこの事実に驚く方も多いのですが。。。
ここからは個人的な考えですが。。。
ダイバー(人間)は基本的に自然に対してもっと謙虚になるべきだと思っています。
海の中では当然、我々は「お邪魔させていただいている」という感覚でいるべきですし、何かを改変しようとしたり、人間の勝手な感覚や価値観で判断して「手を加える」のはNGだと考えています。
そもそも私は自然の怖さや圧倒的な力を理解しているので、それを私個人が何とかしてあげる、コントロールできるなどといった尊大な考えを持ち合わせていません。^^;
正直言って、釣り針がついた生き物はしょっちゅう目にします。
魚はもちろん、ウミガメやコブシメなどによく釣り針が刺さっているのを見かけます。
海の中でこれら1匹1匹を捉えて個別に針を外すのは、陸上と違ってほぼ無理ですし、人間の力で何とかしてやろう!と過信は僕にはないです。
ではどんなアプローチをとればいいのか?ということですが、個別に取り外すのは海の中ではほぼ無理ですから(しかも、そもそもすべて個体に対処できない)、釣り針が刺さったままになる状況を作らないように人間が「個人的に」ではなく、「社会的に」努力するしかないですよね。。。
いろいろな対策が考えられますが、法的な整備や釣り針の改良など、すべて海の中(自然の中=現場)ではなく陸上で(しかも町の中で)できる努力になると思います。