一湊エリア
一湊タンク下No.1
一湊エリアのメイン・ポイント。
ガイド・原崎がホームグラウンドと位置づけている「一湊タンク下」の中でも最も浅いエリア。
初心者から上級者のフォト派までのんびり潜れるポイント。水底付近で小さな生き物をじっくり探し、撮影するのに最適なポイント。最大水深は-20m。潮流はほとんど無い。
一湊タンク下No.2
ガイド・原崎がホームグラウンドと位置づけている「一湊タンク下」の中の沖合の深場を含むエリア。
初心者から上級者まで楽しめるがNo.1よりは深いため、ある程度自己管理は必要。No.1同様にマクロがメインだが、No.1では見られないような、より深場を好む生物が見られ始める。
最大水深は-40m。潮流はたまにかかる。
一湊タンク下No.3(ゼロ戦)
ガイド・原崎がホームグラウンドと位置づけている「一湊タンク下」の中で-20mから-25m付近に広がる砂地に落ちている戦時中の戦闘機「疾風」のエンジン+プロペラを見るポイント。
この飛行機の残骸が人工の漁礁となっており、ここにアザハタやキンメモドキ、ケラマハナダイなどが集う。
他にもムレハタタテダイやツバメウオの群れなども見られ、基本的にワイドがメインだが、飛行機のフレーム内には様々な甲殻類が棲みマクロも楽しめる。
最大水深は-25m。潮流はたまにかかる。中層を泳ぐので中性浮力の取れる中級者以上向け。
お宮前
「一湊タンク下」の次によく入るポイント。基本的にはマクロメインのポイントではあるが、最も魚が集まっている場所にはロクセンフエダイやアカヒメジ、アジアコショウダイ、ハナゴイなどが群れ、ワイドもいける。最深部にはスミレナガハナダイの小さな群れも見られ、よく産卵行動が観察される。浅場から深場まで様々な環境を楽しむことができるポイント。
最大水深は-35m。潮流はたまにかかる程度。初心者から上級者まで楽しめる。
お宮前Part2
「お宮前」のさらに沖にあるスミレナガハナダイの大きな群れが見られる背の先端付近をメインとするエリア。中層を泳ぐので中性浮力が取れる中級者以上のダイバー向けのポイント。また基本的に自己管理ができる方をお連れする深場ポイント。深場のハゼやイトヒキベラの類も多く見られる。最大水深は-40m超。潮流はよくかかる。
横瀬
アンカーを取らずに潜るドリフト・ポイント
ときに潮が速いことが多く、完全に上級者向け。
-30m付近にある魚溜まりを中心としたポイントで、ポイントが全体的に深いため、行きと帰りはずっと中層を泳ぐことが多い。
魚溜まりはコガネスズメダイやヒマワリスズメダイ、アジアコショウダイ、テングダイ、ムレハタタテダイ、ウメイロモドキなどが群れて賑やか。
途中、ニザダイの数百匹の群れも圧巻。
黒瀬
手前は-20m以浅でのんびりフィッシュウォッチングが楽しめるが、沖に出ると結構深い。
深場の水底には深場の人気種がいろいろと見られるが、常に潮が流れている中~上級者向けのポイント。
ジャングルジム
水深-18m付近に複数のケイソンが積み重なっていて、これがまるでジャングルジムのよう。
このアンカー下のケイソンで小物探しをするポイント。
キンメモドキなどが群れているので、それなりに魚影も濃い。
初心者から楽しめるマクロ・ポイント。
メ瀬
-5m程度の浅い瀬の上で落としてもらい、そのまま一気に-40m程度まで落ちるポイント。
基本的にはアンカーを打たずに入るドリフトポイントだが、エントリーとエグジットの場所は同じ。
深場も楽しいが、-20m付近のピグミーシーホースが沢山つくウミウチワ付近をボトムにして、それよりも浅い瀬の壁で小物探しをすることが多い。
よく瀬の上の浅場では様々な魚たちが産卵(放卵放精)して真っ白になることが多い。