屋久島でダイビング!「森と海」
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2007年02月09日

ちょっと早過ぎた?

【ポイント】 吉田曇り
【水温】 19.1℃(計測不可能)
【透明度】 10m

とうとう天気が崩れ始め、午後からは黒い雲に覆われてしまった。
太陽が無いとやや肌寒い。

今日は吉田の潮だまりを見ようまた和江を誘って海へ行ったが、時間がちょっと早かったようで潮はまだひき切れていなかった。
僕は諦めてタンクを背負って通常のダイビングポイントへエントリーしたのだが、和江は寒空の下、わずかな潮だまりでヤドカリを探していたようだ。。。(笑)

3日ぶりの-1m以深の海の中は依然として低水温だった。。。
それでも3日前までは透明度は良かったのだが、今は透明度もイマイチだ。
完全に黒潮が離れたかなぁ~

でも漁師さんによると沖の方ではやや水温が上がっているようだ。
ちょっと期待。。。!

久し振りのダイビングポイントでのヤドカリ探しだったが、全然収穫はなかった。。。(-_-;)
吉田の-8m付近に大きな岩があって、至る所に亀裂や深い穴があるのだが、特に目新しいヤドカリはいなかった。

岩の表面には沢山のアカツメサンゴヤドカリ(下左写真)とウスイロサンゴヤドカリが占め、岩の下(ボトム)はカザリサンゴヤドカリやヒメホンヤドカリ属の一種2が最優占し、たまにキカザリサンゴヤドカリ(下右写真)やオイランヤドカリが見られるのは、何ら一湊タンク下と変わらない。

暗がりを覗いても、アカツメサンゴヤドカリウスイロサンゴヤドカリがぎっしり着いていて、ゼブラ系のヤドカリなどはまったく見られなかった。。。


エクジットするとかなり潮はひいていて、あちらこちらに潮だまりができていた。
ちょっと覗いてみると、驚くことにこちらはマダラヨコバサミも同様に多かった志戸子と違い(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : やはり北部の方がやや亜熱帯?)、ツマキヨコバサミが大多数を占めていた。

昨日の志戸子はテトラが海岸線に沿って並んでいて、この内側にはマダラヨコバサミが多く、外側にはツマキヨコバサミが多かったのだが、ここ吉田はダイレクトに外海に繋がっていて、満潮時はすべての潮だまりが海水で埋まる。
つまり、吉田は全体的に志戸子のテトラ外側と同じ環境なのだ。

何か両種のお好みの環境みたいなものが分ったぞぉ~!
姿形は似ていても一応棲み分けはしているみたい。

でもこれだけ似ていて、生息環境も隣接していればハイブリッドも簡単にできそうな気がする。
志戸子では生殖の隔離がしっかり行われているとは思えないような状況にも遭遇したし。。。(干しあがった岩の上で2種がごちゃ混ぜで積み重なっていた)

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 22:29 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2006年10月15日

カメ三昧なのだ。

【ポイント】 吉田/トンネル下
【水温】 26.8℃
【透明度】 20m

北東だと思っていた風は、かなり北寄りだったようで、北部の海はどこも時化気味。
そんな中でもホームグラウンドの一湊タンク下は問題なく入れるのだが、今日は久し振りに吉田に行ってみた。

元々、屋久島はウミガメが多く見られる地域だと思うのだが、ここ最近はナゼかあまり目にしない。

今日のゲストにも「ウミガメはいないの?」とそれとなくリクエストされていたので、吉田へ行ってみた。
吉田は根付のカメが数匹いるのだが、一湊タンク下のように頻繁に使われるポイントではないので、かなり期待できる。

案の定、入るとスグに大きなアカウミガメが登場!
その後もやや小振りのアオウミガメも見られ、目的は達した。(笑)

2本目は知り合い船に便乗してトンネル下へ。
ここもカメが多く見られるポイントだ。
ここでも合計3匹のアオウミガメが見られ、その内1匹はダイバーがいても、自分の寝床に平気で入ってくる。。。(爆)

今日はカメ三昧の1日となった。

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:12 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2006年07月24日

130km!島内1周ドライブダイブ!

【ポイント】 川(その他)/川(No.5)/吉田
【水温】 28.5℃
【透明度】 20m~

今日は風も弱く、北部はベタ凪ぎだったので、「栗生」ももしかしたら凪ぎているかなぁ~なんて淡い期待を抱いて、ロングドライブに出発!
でも、やっぱり甘かった。。。かなり白波が当たってる。。。(-_-;)
つーか、これってかなり大きなウネリか??
いずれにしてもエントリーは不可能。。。

帰りは時計周りで所々で潜りながら、宮之浦に帰ってきた。
長い1日だった。。。(笑)

「栗生」は無常にも時化ていたので、西部林道周りで北部に帰ることにした。
途中、2ヶ所で川に潜りつつ「吉田」へ。

1本目は完全淡水のダイビング。
オオウナギが沢山いて、屋久島でははじめて見るヤマトヌマエビ、ルリボウズハゼなどが見られ、それなりに面白かったが、流れがあるので生態観察にはちと厳しい。。。

1本目の残タンクで前から気になっていた川(No.5)へ。
淡水かと思いきや、入ってみると思い切り汽水だった。。。
潮はちょうど満ち始めた頃で淡水と海水が混じり合ってサーモクラインが凄い。
ちょっと手を動かしただけで、モァ~とぼやけ、観察はかなり困難!

でもヒメツバメウオやテングヨウジ、そしてゴマフエダイやオキフエダイ、イッテンフエダイなどの幼魚、そして汽水にも多いのでビックリしたナガノゴリなんかも見られ、それなりには楽しめた。
今度はサーモクラインのかかっていない時に潜ってみたいな。。。


3本目でようやく今日初めての海水に。。。
「吉田」は思わずしてコブシメの産卵が見られた。
卵は見られるが、もうすでに最盛期は終わっているのは確かなので期待もしていなかったが、8匹ぐらいは集結していて驚いた。。。

3本目は16:00過ぎのエントリーとかなり遅かったにも関わらず、いろいろなベラたちの産卵行動が見られた。(通常、ベラ類の産卵は日中が多い)
オニベラの産卵、イナズマベラの産卵、アカニジベラの求愛、オグロベラの長~い求愛(産卵までかなり粘ったが。。。(-_-;))、トモシビイトヒキベラの求愛、ニシキイトヒキベラの求愛etc...

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 22:20 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2006年06月14日

天気は大はずれ!

【ポイント】 川(No.3)⇒川(No.1)/吉田
【水温】 26.0℃
【透明度】 20m~

今日は天気が崩れる予報だったが、とんでもない!
午後からは素晴らしくよく晴れ、昨日に続き真夏のような気持ちのいい1日だった。

ようやく予報どおり天気が崩れてきたのは夕方から。。。
ギリギリ・セーフだった♪

明日からはまた天気の悪い日々が続きそうだ。。。涙

1本目は昨日の残タンクで今度は川(No.3)の汽水域へ。
潮が引きに入っていてサーモクラインが凄く、落ち着いて観察ができない。。。(-_-;)
何を指しても、ちょっと動いただけで冷たい水と温かい海水が混じり合い、な~んも見えず。。。

ここはフエダイの仲間が多かった。
オキフエダイやナミフエダイ、フエダイ、イッテンフエダイ、ゴマフエダイなどの各幼魚がそこら中で目につく。
ハゼはいつものようにサツキハゼがいっぱい。
昨年、ここで見かけたスミゾメスズメダイやホホワキュウセンは姿さえ見られず。。。
どうしちゃったんだろう???

あまりにもサーモクラインが凄いので、40分くらいで上がって川(No.1)に移動する事にした。
川(No.1)も浅場はサーモクラインは凄かった。
でも、こちらではホホワキュウセンのカップルがいちゃついてたりしてた。

こいつらをゲストに見せるために追い詰めようとすると必ずやつらはサーモクラインの凄い浅場に逃げようとするからやっかいだ。。。(笑)

2本目はゲストのリクエストに応えて、「吉田」のウスバノドグロベラを見に行く。
夏場に比べるとかなり生息水深が深くなってる。
-18mぐらいの水深にオス1匹にメス3匹。
メスはどいつもこいつもお腹が大きく、今にも破裂しそうなくらい。

でも、オスの求愛は中途半端で、なかなか産卵に至らない。。。

ゲストとずっとこのオスの動きを追っていたが、僕のエアーが残り少なくなったので途中で諦めた。。。すんません。。。Iさん。。。

他にもニシキキュウセンやオグロベラ、アカニジベラ、イナズマベラなどのメスがお腹に卵を抱えている個体が多かった。

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:11 | コメント (2) | トラックバック [ 編集 ]

2006年04月09日

吉田ベニハゼ調査隊♪(ニセヘビ調査分隊)

【ポイント】 吉田
【水温】 22.0℃
【透明度】 15m~

今日は南寄りの風で北部はどこのポイントもベタ凪ぎ♪
久し振りに「吉田」へ行ってみる事にした。

「吉田」はこの時期、コブシメの産卵が見物なので、その状況を見ておきたいという事もあったが、せっかく「栗生」で目覚めたベニハゼ熱が冷めないうちに北部の状況も見ておこうかと。。。

冬場、人の気配がまったくなかった吉田だったが、暖かくなって釣り人やダイバーがチラホラ。。。

コブシメはかなりの数が集まっていた。
ここのウスサザナミサンゴはかなり痛んでいて、僕が屋久島に来た当初と比べるとその規模は半減してしまった。。。
だから、今年はあまり期待できないかな。。。と思っていたが、合計5-6匹のコブシメがサンゴの周りに集結していた。

このポイントは全体的に平地が続くような場所なのだが、1ヶ所高い根(岩)がそびえ立っていてここに多くの魚が溜まっている。
1年を通してキンギョハナダイやハナゴイが大きな群がりをつくり乱舞しているのだが、GWの頃になるとここにキンギョハナダイの生まれたばかりのチビが大きな群がりをつくり、これはかなり綺麗な光景だ。

このチビ群れを期待して行ったが、まだ大きな群がりは形成されていなかった。
しかし、チビは確実に増えつつある。

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この根には暗がりや亀裂が沢山あるので、ここのベニハゼ類をちょっと見てみる。 以前に調べた事はあったが、その時は目視だけでほとんどがオオメハゼだと断定していた。 今日は1匹1匹を確実に撮影して、帰ってからPCで確認する方法をとったのだが、やっぱり、大半はオオメハゼだったみたい。。。(笑)
benihazekun1.jpg
しかし、他にも昨日「栗生」で多く見られたTrimma annosumではないか?と思われる子も何匹か見られた。

ただ、相変わらず頬部に線が入っていないだけで、オキナワベニハゼなどとの違いが僕にはよく分らない。。。(-_-;)
依然として、まだ目が慣れてないっす。。。(笑)

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そんな僕でもあきらかに見分けられるようなベニハゼも1匹見つけた。

こいつがそうなんだけど、誰これ?(to 宮本さん(他力本願!))
水深 -12m、サイズ 2.5cm、オーバーハングした暗がり天井に単体で鎮座。
警戒心は薄く、最終的に逃げても穴の中に入るのではなくホバーリングしながら穴の奥の方へ消えていった。。。

-----------------------

いや~そんな事よりも(ベニハゼさん失礼!)、今日はもっと驚くべき発見があった!!
暗がり天井を目を皿のようにして見ていたら、こんなヘビギンポが。。。

nisehebikun1.jpg
こうして写真で落ち着いて、見る人が見れば一発でニセヘビギンポの仲間だと分るのだが、実はこいつの体長は1.5cmぐらい。。。 ニセヘビギンポの仲間はヘビギンポの中では大型種に属するグループで、成魚では体長5-6cmにはなる。

多分、このニセヘビギンポの仲間を認識している人の多くは、この成魚を見ているのだと思う。
つまり幼魚は今まで認識されていないのでは?と思う。
今のところ日本で確認されているニセヘビギンポ属の魚は「コクテンニセヘビギンポ」と「ニセヘビギンポ」の2種なのだが、共に幼魚の写真は見たことがない。。。
どんなヤツなのかなぁ~?と気になっていたが、とうとう見つけた!

「コクテンニセヘビギンポ」の幼魚なのか、「ニセヘビギンポ」の幼魚なのか、種類は特定できないが、ニセヘビギンポ属の魚である事は確かだ。

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更にそのスグあとで、もう1匹同様の幼魚を見つけたのだが、こちらは更に小さく1cm前後しかない。。。(左写真)

で、こいつを見つけた事で気づいた事がある。。。
ヘビギンポ属でセグロヘビギンポという種類がいるのだが、この種類は最近までニセヘビギンポと誤同定されていた。
セグロヘビギンポは小型種で成魚でも2-3cmぐらいしかないのに、5-6cmはある大型種のニセヘビギンポとなぜ誤同定されるのか分らないでいたのだが(雰囲気も吹けば飛びそうな軽量のセグロヘビギンポに対して、ニセヘビギンポは肉厚&重厚なイメージがある)、この極小幼魚を見て納得♪

セグロヘビギンポとそっくりじゃん!(-_-;)
つまり、ニセヘビギンポの"幼魚"とセグロヘビギンポの"成魚"はとってもよく似ているのだった。。。

ただ写真からも分る通り、ニセヘビギンポは体が赤味を帯びていて、幼魚だから目玉もでかい!
更に。。。

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この写真を見ると分る通り(この写真は上の写真の子と同一個体)、尻ビレにはとっても分りやすい縞模様が入っている。 こんなはっきりした縞模様はセグロヘビギンポにはないし。。。(笑)

昨日のLOGのコクテンニセヘビギンポのオスの婚姻色と見比べてみればよ~く分ります。。。

これが「コクテンニセヘビギンポ」の幼魚なのか、「ニセヘビギンポ」の幼魚なのかはもう少し観察してみるが、いずれにしてもニセヘビギンポ属の幼魚である事は間違いない!(2枚とも)

こいつらを見つけた時、興奮しまくってベニハゼの事はすっかり頭から抜けてしまっていた。。。(笑)
ヘビギンポは分ってくるとどんどん楽しくなってくる~♪

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 12:41 | コメント (2) | トラックバック [ 編集 ]

2006年02月22日

浅場のヘビギンポ

【ポイント】 吉田
【水温】 20.6℃
【透明度】 20m~

今日も晴天!!
気温もグングン上がって、日中は20℃を楽勝で越えた。
かなり暑い1日だった。。。
しかも、ポイント設定に迷うぐらい海は完全に凪ぎた♪
北部はどこでもエントリー可能。

いつもよりも結構早い時間に海へ行ったので、「頭テンテン」の産卵観察♪と思っていたが、せっかくの凪ぎなので久し振りに「吉田」へ行ってみた。

最近、石垣島・Divemanの内田さんが、((o(^∇^)o))わくわくするようなヘビギンポの写真をいっぱい送ってくれる。
しかも、そのほとんどが僕自身初めて見るようなヘビギンポばかりなのに、石垣島(沖縄)では普通種なのだから、所変われば。。。である。

現在、和名はあるのに写真や観察例が少なく、その実体がよく分らないヘビギンポがいくつかいる。
スジオヘビギンポ、アカマダラヘビギンポ、セダカヘビギンポ、ソメワケヘビギンポ、ゴマフヘビギンポ、ナナメヘビギンポ、クレナイヘビギンポ、ウラウチヘビギンポなどなど。。。

内地で見られるヘビギンポたちは、この種類が好きな人たち(笑)によってかなり解明が進んできたが、残された既存種(すでに和名のある種類)はお手上げ状態。。。

なぜなら、そのすべてが沖縄や奄美大島などで採取され、和名がついたような連中なのだ。
つまり、内田さんの送ってくれるいろいろなヘビギンポたちは、これらどれかに該当する可能性がかなり高いのだ。

もちろん、屋久島にも流れてきたようなヤツがいる可能性もある。
内田さんからこれらのヘビギンポがいる環境を聞き、いろいろ考えてみたのだが、屋久島では「志戸子」や「吉田」の浅場が怪しい。。。

ってなワケで、今日は「吉田」へ行ってみたわけ。。。(笑)

とは言っても散々このポイントには潜り、散々ヘビギンポも探したりしているわけで、スグに見つかるはずもない。
案の定、いつものお決まりのヘビギンポたちを見て終わってしまった。。。

ここで見られたのは次の6種。
Theヘビギンポ、ゴマフヘビギンポ近似種、クロマスク、テングヘビギンポ、お洒落ヘビギンポ、セグロヘビギンポ。

どこに潜っても同じような顔ぶれだ。。。(笑)
クサギンポがいてもおかしくない環境だと思ったが甘かった。

クロマスクのオスが婚姻色となって産卵床を守っていた。
この種類は普段、かなり動きが早く、生息環境が波打ち際や水面直下だったりするため、少しの動きでスグに逃げてしまい、なかなか撮影が大変なヘビギンポだ。

しかし、唯一繁殖期だけは撮影がメチャクチャ楽だ。
オスは産卵床から離れることはないし、むしろ気が強い方なのでカメラに向かって近づいてきたりする。。。

産卵はしていなかったが、きっとこれは早朝時だと思う。(八丈島での観察)
今日は最初、婚姻色が褪めたような体色だったが、対面の岩に同じオスが陣取り始めてからは、ずっとギンギンの婚姻色が続いた。

婚姻色はメスに対してだけのものではなく、オスに対しても発すると言える。
つまり婚姻色=興奮色ってわけだ。

----------------

さっきの「和名はあるのに写真や観察例が少なく、その実体がよく分らないヘビギンポ」の中には挙げてなかったが、「ニセヘビギンポ」という種類もそんなヘビギンポのひとつだ。

一昨日に引き続き、今日は更に怪しい1匹に出会った。
「ニセヘビギンポ」の特徴とされる目の上の皮弁はもろヘラ状のような気がするが。。。(「コクテンニセヘビギンポ」はギザギザに分岐する)⇒

まぁ、そんな事は置いといても、何か八丈島で散々見ていたコクテンニセヘビギンポとはどことなく違う印象を持った。

どこが?と言われるとちょっと困るが(笑)、それはオス&メスの違いかもしれないし、こいつ自体がコクテンニセヘビギンポの若魚なのかもしれないので、今は伏せておきます。。。

もう少し、観察を続けますです。。。

注:
いろいろ出てきたヘビギンポの名前は、僕の主宰する「ヘビベース! - Triple-Fins Photo DataBase」を参考にしてください。

今日はそれぞれリンクを貼るのが面倒臭~い!!!(笑)

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:50 | コメント (2) | トラックバック [ 編集 ]

2005年12月29日

サメの死体

【ポイント】 吉田
【水温】 21.4℃
【透明度】 15m

「ゲストが帰ると海は凪ぎる」
これはもう常識になりつつあるのが怖い。。。(笑)

今日の屋久島は海は全島でベタ凪ぎ。
しかも天気も良くて、気温も暖かい。
日中はTシャッツ1枚で過ごせるくらいだ。
車の中でも窓を開けないと暑~い!

正午前、ynacのエコツアーガイド・鷲尾さんより連絡が入る。
昨日、永田の前浜にサメの死体が打ちあがったのだけど、これを解体してアゴの部分を取り出し同定に出すそうな。。。
その前に完全体を自分で同定してみたいなぁ~と思い、午後一で永田に向かった。

かなり小型のメジロザメの仲間だった。
ちょうど1年前に「魚見」で同じようなサメに出会った。(→屋久島海案内: 出たぁ~!!怖っ。。。
その時は山渓の「日本の海水魚」だけを参考にしながら、オグロメジロザメなどと、てきとーに言っていたが(笑)、日本産の全種が載る「日本産魚類検索」にはそのような種類のサメはなぜか見当たらない。。。
理由は分らないけど。。。

いずれにしても同時期にこの近海に現れるサメだし、同種である可能性は強い。
てな事で早速、同定にとりかかる。

大きさは1m60cm。
サメの仲間は鱗や棘の数なんかで同定するわけではないので、結構すんなり検索が進む。
ただ、この死体はヒレの一部が破れていたりと損傷が激しいため、「第2背ビレが黒いか?」ってとこで引っかかってしまう。。。
結局、黒ければスミツキザメ、黒くなければホコサキにたどり着いた。
実際のところはどうなんだろう??
頭部の標本による同定結果を待つしかない。。。

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帰りに「吉田」で潜った。

タンク下ではすでに始まっているコブシメの産卵が気になり、吉田の様子も見に行ったが、コブシメの影はまったく無し。。。
それよりもどんどん痛んでくるウスサザナミサンゴが気になる。
1ヶ月前に比べ、更にボロボロになり一回り小さくなった感あり。
この調子でいくと、タンク下のサンゴのように消失するのも時間の問題か??

オグロベラ(下左写真)やノドグロベラ(下右写真)のオスが盛んにディスプレイしている。
周辺のメスのお腹は特に大きくはないので、産卵のための求愛というよりはテリトリー維持のための誇示行動なのかもしれない。

屋久島では-10m~-30mぐらいの水深に沢山のオグロベラが見られる。
もっとも多い水深は-15m前後で、いくつもハーレムが見られる。
オスは色彩鮮やかな魚なので、1つのポイントにいくつのハーレムがあって、オスが何匹いるのかというのは容易に掴める。
したがってオスに関しては個体識別ができる。

各ハーレム間は非常に近接しているのだが、なぜかそれらが交わる事はないようだ。(オスに関して)
オグロベラの行動範囲は他のベラ類と比べてもかなり狭いと思われる。

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:39 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2005年11月11日

強風のため欠航相次ぐ。。。

【ポイント】 吉田/一湊タンク下
【水温】 25.4℃
【透明度】 20m~

今日は朝からかなり強い南東の風が吹き、飛行機の欠航が相次いだ。
ゲストが乗るはずだった11:00到着の便は、早い時間に欠航が決まった。
結局、トッピーの最終便で来島。
お疲れ様でした。。。
ここまで強い風が吹くとは思わなかった~!!

結局ゲスト無しとなってしまい、また今日もゆうすけさんと1日遊んでた。

今日は僕もゆうすけさんもかなり疲れていたようで、水面休息中は気がつくと1時間ほど車の中でお昼寝してた。。。(笑)

1本目は前回ゆうすけさんにリクエストされながら見せることが出来なかったウスバノドグロベラのリベンジ。
無事にオスやメス、若魚などが沢山見られ、最後には求愛も見せてくれた。

ところが今日のオスはかなり広い範囲を逃げ回り、撮影が大変だった。。。
いつもある程度は逃げるのだが、今日の逃げっぷりは凄まじかった!
サッカーコート大の範囲を逃げる!逃げる!!
おかげで疲れの溜まっていた僕は、酸欠で頭痛が。。。(汗)

今日の1本目はかなり運動してしまった。。。



左・オス/右・メス

2本目は「一湊タンク下」の沖へ。

最近のキツネウオ属の一種たちは、だいぶ成長して2-3cmぐらいのかなり大きな子たちが多く見られる。
それでも成魚(と思われるヤツ→オスメス)と幼魚との中間的なステージ(若魚)の子というのはなかなか見られなくて、5-10cmぐらいの子がは貴重だ。

今日は10cm前後の子を見かけた。
全体的には成魚に近い感じだが、まだ多少、青味が残り黄色い縦線もはっきりしている。

前方からも撮ってみた。
背中の真ん中に黄色い線がない事からキツネウオ属の一種1につながるわけだが、実は屋久島で圧倒的に見られるのはキツネウオ属の一種2の方だったりするから頭が痛い。。。(笑)

ゆうすけさんはキツネウオ属の一種1がこの屋久島に多いキツネウオXの幼魚で、キツネウオ属の一種2がTheキツネウオ(成魚若魚???)の幼魚だとみているようだが、Theキツネウオの成魚は普段あまり見ないんだよね。。。(汗)
僕的には「成長過程の違い」とか「雌雄間の違い」とかいう可能性もまだ捨てきれないでいる。。。

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:37 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2005年11月01日

水中で地震???

【ポイント】 一湊タンク下/一湊タンク下/吉田
【水温】 25.7℃
【透明度】 15m~

朝起きたら、見事な晴天!
風も北西から南西に変わったようだ。。。

西から待望の移動性高気圧がやってきた!
今日は穏やかな1日。

ホームの一湊湾内は3日ぶりの池凪ぎっ♪
のんびり海の中を楽しめた!

11月に入って、今年もまた晩秋の風物詩・コガネスズメダイの幼魚が目立ってきた。
昨年の初確認が11月中旬だから、やはり屋久島でのコガネスズメダイ(yg)の出現時期は晩秋のようだ。
でも、初夏から産卵自体はよく見かけていただけに、ちょっと疑問ではある。。。
あの頃、産まれた子たちは今いずこ。。。(汗)

10/9に見つけた黄色いクマドリイザリウオのチビ。。。(屋久島海案内: フォト派のガイドって楽だなぁ~(笑))

しばらく姿が見られなかったが、3週間ぶりに再発見!
たった3週間でかなり大きくなっていてビックリ!!
もうあまり可愛くないんですけど。。。(汗)

オルトマンワラエビというと通常はよくウミカラマツ等に着いている普通種だが、今日は岩の亀裂の暗がり(しかも岩の壁面)にいるのを数ヶ所で見かけた。
ん~
こいつらの生態はな~んも知らないから、何とも言えないけど、こいつらがウミカラマツを離れる時ってあるの???

現在、「一湊タンク下」のエントリー口にはツバメウオの若魚がフラフラしてる。
ずっとTheツバメウオの若魚だと思っていたけど、よ~く見るとこれってミカヅキツバメウオじゃないか???と思うのだが、どうだろう??

こいつを追っていたら、隣から急にミカヅキツバメウオの成魚が2匹現れた。
確かにタンク下にはミカヅキツバメウオの成魚群れが見られるだけに、怪しいと言えば怪しい。。。

10/30から滞在中のAさん。。。
時化続きで「一湊タンク下」周辺ばかりの日々が続いている。
ようやく凪ぎたので、他のポイントへ!
3本目は久し振りの「吉田」。

まずは何はともあれウスバノドグロベラの状況を確認。
恐る恐る周囲を見渡すとスグにメスを確認♪
程なくして元気なオスも確認♪
やはり繁殖期後半も場所は変わっていなかった。
-15m付近に大きなハーレム。

ちょっと-20m辺りまで下りてみると、大きなアゴハタが3匹!
僕的には屋久島に来て初めての確認♪
しかも、3匹が堂々と外に出てる。。。(通常は暗がりにいてスグに隠れてしまう魚)

あまり隠れる様子もなく、観察しやすい。
アゴの下に被弁が垂れ下がっているのが面白い。。。
連休明けまでいてくれるかな。。。?

今年はムナテンベラダマシの幼魚が至る所で見られる。
来年は成魚出現も夢ではないかも!
成魚は屋久島に来たばかりの頃、「一湊タンク下」で見かけたきりで、その後お目にかかれていない。
楽しみだなぁ~♪

最近、意外に多いんじゃない?と思い始めているのが、クマドリキュウセンの幼魚(写真)。
やや成長した若い子もよく見かける。
地味なだけに実は成魚もいたりして!!
気づかないだけで。。。(焦)

今日は吉田で潜水中、突然大きな爆発音が。。。
大きな船が沖を通過したのかな?
その時はそう思っていたが、エクジットするとどこかのおっちゃんが話しかけてきた。
「さっき地震があっただろ?水中はどうだった??」

えっ?マジ???
あれって地震による音なの????
いやいや、すげー爆発音だった。。。

帰りはもの凄く美しい夕焼けだった。
静かな海に沈もうとする夕日。。。
明日も晴れるかな?

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:00 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2005年09月29日

指名手配!

【ポイント】 吉田
【水温】 27.5℃
【透明度】 15m~

東寄りの風は昨日よりも強く吹き、「元浦」なんかは大時化。
普段は池のように凪ぎているのに、今日はサーファーが何人もいた。

逆に西面の一湊湾内は凪ぎていたが、今日も僕はウスバノドグロベラの幼魚を探しに「吉田」へ。。。
水温がやや下がったか??
90分ほどでトイレに行きたくなる。
そこからはひたすら我慢の子となる。。。(笑)

今日は目の付け所をちょっと変えてみた。
ノドグラベラ属の幼魚を思い浮かべながら、ウスバノドグロベラのチビを探す。

昨日はやみくもにチビ魚の群がり(そのほとんどはブダイ類若魚)を見つけては、1匹1匹確認しながら探したが、今日はノドグロベラ(写真右)やセジロノドグロベラ(写真左)の幼魚がいそうな場所、またはこいつらが溜まっているような場所に絞って探す。

ノドグロベラやセジロノドグロベラの幼魚は沢山いるが、特に変わった模様&色彩の子が混じっている様子はない。。。
やつらの姿(若魚)を遠目に見かけると、ダァーと行って1匹1匹確認。
今日、僕は日本一のノドグロ・マニアだったに違いない!(笑)

でも。。。なんかもう、時期的に遅かったかも。。。
ノドグロベラやセジロノドグロベラの幼魚さえ少ない。
み~んな成長しちゃった若魚ばかり。
まぁ、ウスバノドグロベラの場合、若魚でもいいんだけどね。。。
幼魚は多分、予想ではノドグロベラとそっくりで、肉眼では見分けがつかないかもしれないし。
つーか、目で探してはダメなのかも。。。

はっ!そっか。。。!!
片っ端から「吉田」にいるノドグロベラの幼魚を撮っていけば、1匹くらいはウスバノドグロベラの幼魚が混じっているかも!?
今、気づいた!(笑)

指名手配はまだまだ続く。。。

昨年と比べて、今年はムナテンベラダマシの幼魚がよく目に付く。
ムナテンベラダマシは屋久島では成魚が少なく、決して普通種とは言えない。
幼魚は昨年同様、秋口から見られ始め、今はちょくちょく見かけるようになってきた。

ごくごく、たまに見かける成魚だが、多分これはメス。
成熟オスはどんな魚なのか、これまた見当もつかない。。。
これまた指名手配中だ。

誰。。。こいつ。。。?
一瞬、何者なのか分らなかった。

屋久島に多いコッカレルラス(オハグロベラ属の一種)の若魚かと思ったが、同じサイズ(4-5cm)の若いコッカレルラスとは体の形や受ける印象が違っていた。

コッカレルラスって、このサイズで背ビレの1-2本目が伸長してたっけ???
胸ビレ基部の大きな黒斑が無いのも気になるし。。。

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:28 | コメント (2) | トラックバック [ 編集 ]

2005年09月28日

ライフワーク

【ポイント】 吉田
【水温】 28.0℃
【透明度】 15m~

今日から久し振りのゲスト無しが続く。
夏の間に溜まった宿題を少しづつ片付けていかねば!

今日は北東の風が強く、「元浦」など島の北東面はかなりの大時化。
矢筈岬に遮られた一湊湾内は凪ぎ。
東寄りの風には比較的強い「吉田」は多少ウネリがあるが、まぁ、ゲストもいないし入っちゃえ!(笑)

海水、淡水を問わず、屋久島の水周りで生きるすべての生き物の、すべてのステージを解明して整理し、写真に残す。。。
これが屋久島に来た当初からの僕の目標であり、ライフワークとして設定したこと。
もちろん終わりのない目標だから、いつまでも飽きずに続けられるのが良い♪(笑)

夏場、ガイドをしながら、これも撮らなきゃ!あれも撮らなきゃ!なんて魚が毎日出てくる。
でも、シーズン中はなかなかカメラを持って入る機会はない。

中には撮れないまま、分らないまま、見られなくなってしまった(または成長してしまった)季節的な対象(ターゲット)、事柄、現象なんかもあって、なかなか思い通りにはいかない。。。
まぁ、すんなり撮れちゃったり、解っちゃったりしたら、面白くないんだけど。。。

9月も終わりに入ろうとしているが、まだ可能性のあるターゲットがいくつかある。
そんな中から、今日は「吉田」のウスバノドグロベラに対象を絞った。

ウスバノドグロベラの幼魚を探す!
ウスバノドグロベラはその魚自体が稀少なため、幼魚ともなると生態写真も存在しないようで、どんなヤツなのか想像もつかない。。。

でも、初夏に産卵を見ている事から幼魚自体は夏場に見られ始め、今でもやや成長しちゃった幼~若魚は見られてもおかしくはないと推測。

まずは先日、見られなかった成魚のハーレムを探さねば。。。
今まで見られていた-15m付近の藻場は繁殖期の生活場所で、今は非繁殖期なので別の場所に移動しているのでは?と想像していたのだが、今日はなぜかすんなりといつもの場所でオス1匹(下左写真)、メス4-5匹(下右写真)のハーレムを発見!
良かった~!!まだ、いたよ!!
先日はどこに隠れていたんだ???

そのまま幼魚を探しながら、-22mまで下りてみた。
ここは大きな砂だまりになっていて、所々に大きな岩が点在する。
砂上には切れたミル類が溜まり、フラフラ揺れている。
何とここにも1匹、オスだと思われる大きなウスバノドグロベラが!
周りをしばらく散策したが、メスや幼魚の姿は見当たらず。。。

そのまま浅場に上がりながら、ウダウダと幼魚を探す。
あらゆるブダイ類やベラ類の幼魚が所々で小さな混成群れを形成。
そんな群がりを見つけると、目を大きく開けながら1匹1匹確認していく。。。

う~ん。。。いな~い!!(焦)
いったい、どこにいるんだ???
もしかしたら、成魚たちとはまったく違う環境に棲んでいるのか?などと疑心暗鬼になりながら、探し続ける。
せめてどんなヤツなのか知ってればいいのだが、手がかりはまったくない。

右写真は屋久島では普通に見られるノドグロベラのオス。
ウスバノドグロベラとは同属の魚だ。

ウスバノドグロベラは成魚のメスを見ると、何かツキベラやニシキキュウセンなどキュウセン系に見えなくもないが、立派なオスを見るとやはりノドグロベラの仲間だなぁ~と思う。

とすると、やっぱり幼魚はセジロノドグロベラ、ノドグロベラなどの幼魚と似ているのだろうか??
あの独特の形体、動き。。。ノドグロベラ属の幼魚は超解り易い!
そんな中にウスバノドグロベラの幼魚っぽい子がいたら、そりゃ~スグわかる。。。と思うけど。。。(笑)
今のところ、そんなヤツは見た事もない。

ど、どうしよう。。。幼魚時はセジロノドグロベラかノドグロベラの幼魚と酷似していたりしたら。。。!!
ただ単に見逃しているだけだったりして。。。

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 22:59 | コメント (4) | トラックバック [ 編集 ]

2005年09月11日

ウスバノドグロベラ消える。

【ポイント】 一湊タンク下/吉田
【水温】 28.0℃
【透明度】 15m~

今朝、雨が強く降り、ちょっと憂鬱な気分になってしまったが、11:00到着のゲストを迎えに空港に行くころには、よく晴れた青空に♪

ゲストが2年ぶりのダイビングだという事で、のんびりビーチからエントリーする。
透明度は回復傾向にあり、青さも戻りつつある。

1本目はホームの「一湊タンク下」の浅場でのんびり。。。
久々のダイビングだったTさんも、最初はバランスを取るのも大変だったようだが、あっという間に慣れて楽しんでいた様子。。。

2本目は「吉田」へ移る。
幼魚図鑑を作成中のゆーすけさんに、まだ撮っていない(撮れずにいる)魚を聞くと、ベラではウスバノドグロベラの幼魚との事。。。
成魚もオスの写真は持っていないようだ。

どうしてもウスバノドグロベラを見せたくて、再度「吉田」でリベンジ!
一昨日はまったく見当たらなかったのだが、これは透明度の悪さのせいだと思っていた。
ところが、今日もちょっとは透明度が良くなっていたが、まったく見当たらない。。。
今回もかなり広い範囲を見て周ったが、やつら完全に消えた~!!

「少なくなった」のなら納得できるが、まったくいない!
かなり大きなハーレムのすべてが忽然と姿を消した!!
立派なオスが2匹、メスは数えるのが困難なほど生息していたのに。。。
当然、丁寧に見ていけば幼魚も容易いと考えていたのに。
ウスバノドグロベラは、「吉田」では稀少種などとは言えないほど、生息密度が高かったのだ。

むしろ、今回ゆーすけさんに見てもらいたかったのは、ウスバノドグロベラの単体ではなく、その生息数の多さだった。
残念。。。

多分、一気に死んだとは考えづらいので、ハーレムのすべてが一斉に移動したのだろう。
深場に移動したのか、横にスライドしたのかは分らないが。。。
近く、-20m前後の水深を調査してみるつもり。

考えてみると、昨年も秋にはまったく見られなかったが、翌年の春には同じ場所で復活していた。
今現在、生息している場所を探ることで、ウスバノドグロベラの面白い生態&新しい知見が分るかもしれない。

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:08 | コメント (8) | トラックバック [ 編集 ]

2005年07月22日

体験フィッシュウォッチング♪

【ポイント】 一湊タンク下/吉田
【水温】 29.0℃
【透明度】 30m

今日、台風が発生した。
でも、現在の屋久島の海はそれを感じさせないほど、ベタベタに凪ぎ、サンサンと太陽が差し込む美しい南の海だ。
海の青も抜群に美しい。。。

今日は久々に早朝ダイビングをリクエストされた。
実は朝は弱いので、エントリー前はかなりキツイのだが(笑)、入ってみるその気持ち良さに「早朝っていいなぁ~!!」とその時は思うのだけど。。。(爆)

午後からは体験ダイビング&ファンダイビングを一緒にやる事になった。
大潮で潮がいっぱいにひいていてポイント設定にかなり迷った。
元々、屋久島は干満の差が激しい土地なのだが、大潮時はどのポイントもかなり難エントリーとなる。

散々迷った挙句、「吉田」に行ってみることにした。
あわよくば、体験ダイビングでコブシメの産卵を!!
狙い通り、干潮時の「吉田」はとても入りやすかった。
おまけに、いっぱいにひいていたため、コブシメの産卵するウスサザナミサンゴまでもかなり近く、水深も-10m以下。。。
体験ダイビングでも十分、コブシメの産卵が見れるっ!
こちらも狙い通り(?)、1ペアが静かに産卵中だった。
時折、割り込んでくる小さなオスもいたが、激しい争いになる事もなく、順調な産卵を見る事ができた。

むこうから近寄ってくるので、まったく動かず観察できるコブシメの産卵は、今日のように水深さえ許せば体験ダイビング向きとも言えるかも。
くっつきそうなほど近寄ってくる迫力あるコブシメとその生態には、ゲストもかなり驚いた様子。。。
ファンダイビング時同様、コブシメの産卵行動観察だけで30分以上は粘った。(笑)

次回はCカードを取って遊びに来てくださいね~♪
もっと面白い海の生き物たちの「生活」をいろいろとお見せいたしま~す!

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:38 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2005年07月18日

底ウネリが。。。

【ポイント】 吉田/一湊タンク下
【水温】 27.0℃
【透明度】 ~15m

13:00到着のゲストを待って、午後遅い時間からの2本。

北部では台風5号の影響はまだまだだと思っていたが、いや~何か今日は凄い底ウネリだった。
一見ベタ凪ぎの一湊湾内だったが、セットで入ってくるウネリはかなり大きかった。
浅場はかなり振られた。

そんな中でのデバガメはかなり辛いかと思われたが。。。

通常はこの時間に到着するゲストは1本がやっとだと考えていたが(潜水時間が長いため&井戸端会議が長いため(笑))、あらかじめ2本目をサンセットのデバガメにターゲットを絞ると、今度は逆にかなり余裕が出てしまう。。。

なぜなら2本目のデバガメは日没1時間前エントリー(今なら18:20ごろ)なので。。。
ちなみに潜水時間が長いせいで、エクジット時間はナイトダイビングとたいして変わらなかったりする。。。(笑)

--------------------

1本目はコブシメ狙いで「吉田」へ。
一昨日は見事にフラれ、今日もあまり期待はしていなかったが、薄っすらとコブシメの姿を見つけた時はかなりほっとした。
近づくとペアだった。
更に近づくと。。。
お~!!交接してるぅ~!!
互いの足を絡ませながらの交接はかなりエッチだ。。。(笑)

先日、ゲストに「コブシメは交接後、すぐに産卵に突入するの?」と質問された。
交接から産卵に至る過程を実際に見た事がなかったため、その時は適当に答えてしまったが、ずばり「しま~す!」(笑)

交接後、スグにメスはウスサザナミサンゴに向かって泳ぎ始めた。
オスもかたわらで寄り添う。
そして1個づつ丁寧に白い卵を産みつけていく。
1回産むごとにサンゴを離れ、休憩するわけだが、今日のオスは優しかった~♪
先日のオスのように強引に産卵を強要するような事もなく、メスの産卵体制が整うまで静かに待ってる。(→屋久島海案内: ついに。。。やった~♪\(^○^)/)

今日は周りに敵対するようなオスがいなかったからか、メス側の「求愛の色」、外側の「威嚇の色」と体色が半分に割れるような事はなかった。(通常、産卵時はこのパターンが実は多い)
先日のオスが体色を半分に分け、メスに早く産卵をするように促していた様には、優しさなどはみじんも感じられなかった。。。(笑)
むしろ、「必死!」って感じ。。。

そうすると先日のオスのメス側の体色はラブリーな「求愛の色(婚姻色)」などではなく、「焦りの色」なのでは。。。?と思ってしまう。
こういうシーンを見ていると、ついつい感情移入して人間に当てはめて見てしまうが、今日のオスの方がラブリーな優しい旦那だよね。。。?(爆)

--------------------

2本目は「一湊タンク下」でデバガメ。
アカハラヤッコ、ナメラヤッコ、ヒメテグリの産卵が見られた。

今日はウネリが凄かったため、ちょっと厳しいかなぁ。。。?と思われたが、アカハラヤッコの最初の3発(表現が下品でスマソ。。。(笑))は着いてスグに見られたが、あとが続かない。。。
みんな堂々と外に出て多くのメスにかなり激しく求愛しているオスを間近に見られたのだが、なかなかやらないんだよね~(笑)
どのメスのお腹もパンパンなのに。。。

そうこうしているうちに隣でナメラヤッコが1発!(笑)

時間的にも今日、一番の目的であったセソコテグリが間に合わなくなるぅ~!!と焦り始め、途中でこれ以上アカハラヤッコを追うのを諦めた。
一応、産卵自体は見られたし。。。

セソコテグリは甘かった。。。
前回、ランデブーサイトを見つけた気でいたが、なかなかその場所にはメスたちが集まってこない。
待ってれば集まってくるのかもしれないが、今日初めてデバガメするゲストがいるだけに、ぜひともネズッポ系の産卵をお見せしたいっ!
失敗は許されないっ!

って事で気の弱い僕はすぐさま諦め(笑)、安全確実なヒメテグリの産卵にターゲットを絞った。
デバガメは時間が決まっているだけに、欲張ると「二兎追うものは一兎も追えず」となってしまう可能性を十二分に秘めている。。。

ここは思い切ってエントリー口に急ぐ!
エントリー口はもの凄いウネリだった。
そんな中でも何とか1ペアのランデブーが見れた。
求愛が面白いのだが、そんな贅沢は言ってられなかった。

あとは、ヒメテグリのみならず、見る側もかなりのウネリに翻弄され、落ち着いて見ることが出来なかったのが残念。。。

Tさ~ん!!滞在中、もう一度行きましょうね♪

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:32 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2005年07月16日

お手伝い

【ポイント】 お宮前/吉田
【水温】 26.6℃
【透明度】 ~15m

海の日がらみの連休だというのに、なぜかこの2日間は丸々空いてしまった!
ありゃ???
という事で他店の助っ人ガイドに。。。(笑)

昨日までスコーンと抜けていた透明度が急に下がって、天気は良いのに水中はやや暗~い印象。
凪ぎているのが唯一の救い。。。

2本目は一昨日のコブシメ産卵の再現を期待して「吉田」へ。
でも、甘かった。。。

透明度の悪さと、時間が遅すぎた事もあって、水中はすでに暗~い。。。
コブシメは姿さえも見られなかった。

今日は他店の手伝いという事もあって、気を使って40-50分程度のダイビングをするように心がけた。(笑)
う~ん。。。なんか久し振りの短時間ダイビング。。。
何か仕事をサボっているような気がしてならない。。。(爆)

本当にこれでいいの???

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:24 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2005年07月14日

ついに。。。やった~♪\(^○^)/

【ポイント】 吉田/吉田/一湊タンク下
【水温】 26.6℃
【透明度】 20m~

今日の北部はどこもベタ凪ぎっ!

コブシメの産卵最盛期が終わってからあまり入る事のなかった「吉田」に、今日は2本も入ってしまった。。。
もちろん、ゲスト・リクエスト。
長期滞在中のゲストは一番のお気に入りとして「吉田」をあげた。

どうもこの「吉田」は上級者には人気がある傾向がある。。。
中級者のウケはイマイチだが。。。(笑)

1本目の「吉田」では昨日のコブシメ観察の続き。。。
でも、イマイチの集まり具合だったので、ある1ペアを延々と追ってみた。

いや~かなり凄い広い範囲を動いているのね。。。(汗)
完全に未知の領域に突入し始めたし。。。(大汗)

でも、発見もあった。
コブシメが産卵するいつものウスサザナミサンゴとほぼ同規模のウスサザナミサンゴ群落を見つけた。
中を覗いてみると、同じように白いコブシメの卵が沢山見られた。
こちらでも産卵しているようだ。

こちらの方がやや浅いが、再度この場所に行くのはちょっとした勇気が。。。(笑)
今度、プライベートでこの辺一帯を調査してみようと思う。

帰る直前にやや集まりだした感あり。。。
2本目に期待。

帰りにいつもはあまり行くことのない浅場を通っていくと、ミヤコキセンスズメダイの幼魚が沢山いた。
さらにここはイワサキスズメダイが至るところに見られた。

1年前はイワサキスズメダイは屋久島では数が少ないとばかり思っていたけど、そっか。。。こんなところに沢山いたんだ。。。

更に今日はミヤコキセンスズメダイのオスの婚姻色&求愛&巣穴への呼び込みを初めて見かけた。
婚姻色はクロメガネスズメダイとよく似ていて、背中に鞍状の縞が入る。
元々、警戒心の強い種類なので、すぐに色褪せてしまうので、撮影は厳しいかも。
浅いのでウネリもあるし。。。
どうりでこれまでミヤコキセンスズメダイの婚姻色写真を見た事がないわけだ!(笑)
よ~し!婚姻色写真第1号を撮ってやる~!!
地味だけどね。。。(笑)

2本目からは当店初の島民ゲストK氏が加わる。
K氏はこれまで屋久島で80本ぐらいは潜っているようだが、今までのダイビングとはまったく違う視点&スタイルで屋久島の海を紹介したいと思った。
。。。って言っても、いつも通りの僕のガイドスタイルで潜るだけだけど。。。(笑)

やっぱりコブシメは集結しつつあった。
30分くらい皆で観察したあと、元々コブシメ狙いの変態デバガメご夫婦(笑)を置き去りにして、K氏とキンギョの根へ。

ヒレグロコショウダイ(下左写真)やイロブダイ、ヨコシマクロダイ(下右写真)、バラフエダイ、ヒレナガスズメダイなどの幼魚などを見ながら、元のコブシメのいるウスサザナミサンゴに戻ってみると、依然としてデバガメご夫婦がコブシメを追っている。。。
もうかれこれ60分以上は経つのに、まだ粘っていた。。。(笑)

旦那さまI氏と目が会うと、ガッツポーズが返ってきた!
どうやら産卵が始まったようだ。。。
I氏の足元にはフィンが無い。。。
そう!I氏がフィンを脱ぐ時、それは面白くて夢中になっている時なのだ!!(笑)
写真は撮影に夢中になるI氏。。。
産卵中のコブシメはかなり寄れる。

K氏とそのまま、そのデバガメに加わった。
いや~確かにかなり面白かった!
数こそ6匹程度で実際に産卵しているのは1ペアのみだったが、ここまで人間臭さを感じさせる産卵も今まで無かったかもしれない。。。

左の写真を見て欲しい。
手前が産卵中のメスで奥がオスなのだが、この写真からは「産卵中のメスを温かく見守るオス」ってな感じがするでしょ?
ところがどっこい、実際にはこのオス、かなりの嫌~な感じのする男だった。。。(笑)

コブシメのメスは基本的に1回の産卵(卵の産み出し)ごとにサンゴを離れ、次の産卵の準備をして、またサンゴに近づくのだが、今日のオスはかなりせっかち野郎だった!

メスがサンゴを離れるとダッシュで着いてきて、メスに手足を絡ませたり、体当たりしながらサンゴの方に押し戻そうとしていた。。。
「早く!早く!次!次!」と次の産卵をできるだけ早くするように促しているようにも見えた。
マ、マジっすか。。。(汗)
ちょっと強引なのでは。。。

きっとメスも
「あ~あ~こんな男と行きずりのエッチなんてしなければ良かった。。。」
そう思っているに違いない!!(笑)

コブシメのオスは求愛中のメス側の体色と他のオスがいる側の体色(威嚇の体色)が左右で分かれる事が知られているが(右写真)、一見求愛の体色の方が平凡で地味に見える。。。

でも、よ~くライトを当てて見てみると、メス側の求愛の体色は金箔が散りばめられたような美しい色をしていた。。。
斑点なんかも蛍光ブルーが美しかった。

3本目はサンセット。
日没1時間前にエントリー。

魚の産卵を初めて見るというK氏のために、クライマックス狙いで昨日よりも気持ち遅めにエントリーする。
本当は産卵前のオスの求愛や雌雄の恋の駆け引きなんかを見るのも面白いのだが、今日は行ってスグに産卵を見られるような時間をチョイスする。

新たなデバガメ・ネタ(シテンヤッコの産卵)を追跡調査中の変態デバガメご夫婦を放牧して、K氏と一緒にまずはアカハラヤッコの根に取り付く。
狙い通り、1回目のアカハラヤッコの産卵はスグに行われたが、あとが続かない。。。
そうこうしているうちに同所でナメラヤッコの産卵が行われた。
しばらく粘ったが、アカハラヤッコの2回目以降の産卵は途中で諦めた。
なんか今日はこれ以上の変化は無さそうな。。。(焦)

次にスミツキベラの産卵場に急いだが、時すでに遅し。。。
オス&メスの姿はまったく見られなかった。

相変わらず、デバガメご夫婦はシテンヤッコに張り付いている。
でも、こちらも何となく期待できそうもない。。。
これは急いでエントリー口に戻ってヒメテグリの産卵を見るしかないっ!
そう思って深度を上げると、急ぎ足でどこかに向かうセソコテグリ(?)を発見!!
「これはもしや!!」

こいつに賭けた!
かなり速いスピードで移動するセソコテグリ(?)を追う。
しばらくすると立ち止まり、立派な第1背ビレを広げ始めた!
辺りを見回すと、「いたぁ~!!!」
そう、真横にメスの姿が!!
あれよあれよという間にランデブー(産卵上昇)しそうな勢い。

急いで帰りつつあったデバガメご夫婦もライトを勢いよく回し呼ぶ。
そしてたいした求愛もしないまますぐに上昇。。。そして放卵放精!!
お~!!

実は屋久島に来てから普段のダイビングでミヤケテグリやコウワンテグリ、セソコテグリなど大型のネズッポ類の姿をあまり見かけない。
もちろん、いないわけではないのだが、古巣の八丈島なんかと比べても少ない気がしていた。
まずまずの数が見られるとしたら、セソコテグリなのだが、これとて産卵ネタとして使うにはかなり苦労して調査する必要がありそうだ。。。と思っていた。

ところが突然チャンスが訪れた!!
更に凄い勢いで移動を続けるオスを追い続ける。

あまりの暗さで1回目のランデブーサイトの場所を正確に掴めないまま、次のランデブーサイトに向かうオスを追い続けた。
そしたら、メスが2-3匹集うランデブーサイトに辿りついた!!
場所もとっても分りやすい目標物がある場所だった。
やったー!!

ここでもロクな求愛をしないまま、あれよあれよという間にメスを従え上昇を始め、放卵放精!
これで、次回からはこのセソコテグリ(?)を産卵ネタに加える事ができる~!

リクエストお待ちしていま~す♪\(^O^)/

あとはシテンヤッコか。。。(汗)

---------------

Iさん&Tさん!!
1週間の屋久島合宿、本当にお疲れ様でした!

また富戸を飛び出して、屋久島にお越しください!
新デバガメ・ネタを研究しつつお待ちしてしていま~す♪

[ 吉田 ]
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投稿者 しげる : 23:40 | コメント (0) | トラックバック [ 編集 ]

2005年05月21日

ちょっと休憩。

【ポイント】 吉田
【水温】 21.6℃
【透明度】 10m

昨日のポイント調査でちょっとはしゃぎ過ぎて疲れたので、今日は浅場で軽く。。。
そう思い「吉田」で潜った。

確かに「吉田」だと浅いダイビングで済むけど、結局2時間も潜っていればあまり意味がないような。。。(焦)
休憩と言いつつ、更に疲れた。。。(笑)

先週末に見つけたモンスズメダイ幼魚の青バージョンをいなくなる前に撮らなきゃ。。。
キンギョハナダイの群がりには前回以上にタカサゴスズメダイのチビの占有率が高まった。
群がりによってはキンギョハナダイのチビ群れと言うよりは、タカサゴスズメダイのチビ群れと言った方がいいくらい。

そこにモンスズメダイのチビっ子(下左写真)がいっぱい混じっているのだが、こちらも前回に比べると格段に数が増えたようだ。
毎日、毎日、新参者が流れ着くんだろうなぁ~


そんな中でも一際目立つのはやっぱり青いモンスズメダイのチビ(上右写真)。
見れば見るほど、同じモンスズメダイには見えないんですけど。。。(焦)
モンスズメダイのトレードマークである頬部のヤクザ傷(爆)、尻ビレの黒斑が共になく、青と黄色だけで構成される体色。
青い綺麗な幼魚も普通の地味な幼魚も最後には同じ地味地味なモンスズメダイの成魚になってしまうというのが信じられない。。。(笑)

こうしたタカサゴスズメダイやキンギョハナダイのチビっ子たちの群れには、バラフエダイの幼魚がかなりの確率で混じっている事が多くなってきた。
バラフエダイはご存知のようにその地域に多く生息するスズメダイ類に擬態する事で知られているが、屋久島だとタカサゴスズメダイだろうか。。。?

でも、見た目はどう見てもカブラヤスズメダイのチビだよなぁ~(苦笑)
カブラヤスズメダイも屋久島には多いが、この場所はどう見てもカブラヤスズメダイの環境ではない。。。
この根には1匹たりともカブラヤスズメダイなんていやしない。

いよいよ、クロメガネスズメダイのチビが見られ始めた♪
これからサンゴ礁域に棲むあらゆるスズメダイたちのチビが目立ってくる。

屋久島ではこのクロメガネスズメダイのチビは、面白いシーズンの到来を告げるスズメダイだと僕の中で認識している。
ちなみにこのスズメダイは、ルリホシスズメダイ、ヒレナガスズメダイと並んで、屋久島の浅場に生息するスズメダイの3大優占種のひとつだ。

-2mの浅場でオキナワスズメダイのチビを見かけたが、それほど極小の子ではなく、今季産まれた子かどうかは怪しい。。。
屋久島では所々で成魚の群がりを見ることができる普通種だが、まだ産卵を見たことがなく、いつどのような場所で卵を産み、いつごろ孵化するのかまったく分っていない。

だから、これがそのまま幼魚の出始めかって言うと、それはちょっと分らない。。。

数日前から3cmぐらいのヨコシマクロダイのチビを各所で見かけるようになった。
いろいろなポイントで同サイズの子を見かけるので、これは間違いなく季節的なものだろう。

ただサイズは3cmとすでに大きい事から、繁殖期は冬場なのかな?と思っている。
ちなみに成魚は潮通しの良いポイントで数匹の群がりで見られるのだが、こうしたポイントには冬場は行く機会もなく、確かめる術もないけど。。。(笑)

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