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わ~い♪ベタ凪ぎ~!!

【ポイント】 お宮前
【水温】 18.5℃
【透明度】 15m

とうとう凪ぎた~!!
北部の海はどこもベタ凪ぎっ!
待ちに待った一湊湾内のベタ凪ぎだ!

海に到着して思った。
ワイドレンズを着けてくればよかったぁ~!!
この時期、こんなチャンスはめったに。。。

でも結局、透明度はそれほどでもなかったから、まぁ、マクロで良かったのかなぁ。。。
調べたい事もいっぱいあるしね。(笑)

今日の計画は、一気に20m付近に移動して、そこから浅場にむかってイトヒキベラXの幼魚探し。
最後は安全停止中にクロソラスズメダイ属と戯れる。。。
う~ん。。。完璧だ!(笑)

とか言いながら、初っ端からクロソラスズメダイ属と戯れてしまった。(爆)
気が付くと60分経過。。。
でも、エアー残は160!
そこから沖に出た。

1/28にお宮前エントリー口のクロソラスズメダイの仲間の生息状況を調べ、環境・性格・見た目の雰囲気からA・B・Cと3つのグループに分けた。(→屋久島海案内: 第一回王者選手権
その続き。。。

その前になぜ急にこんな地味なスズメダイに取り組んでいるかという説明から。。。(笑)
スズメダイの仲間には、クロソラスズメダイ属というグループがあるんだけど、その中にセダカスズメダイという千葉県より南に広く分布する(とされている)地味ぃ~なスズメダイがいるんだけど、古巣の八丈島にはウジャウジャいた。

それが屋久島に来てからあまり見た記憶がない。。。
同じような子はいっぱいいるんだけど、八丈島で見ていた子とは何となく違う気がしていた。
日本にはこのセダカスズメダイと幼魚時代からよく似たスズメダイが他に3種いるとされている。
それは、

んっでもって、屋久島にいる子はよく観ることもせずに、何の根拠もなく全部フチドリスズメダイだと思っていて、「そっか。。。所変われば優占種も変わるわけね。。。」と単純に考えていたのだった。

ところが1/28に見た限りでは、一番多いと思っていたAスズメダイ(左写真)は、どうもフチドリスズメダイではなさそうだ。。。

もちろんフチドリスズメダイもそれなりには多いのだが、環境がやや異なり1/28のLOGで言うBスズメダイがそれに当たると思う。(胸ビレの根元にある黒斑がフチドリスズメダイの特徴)

じゃーAは何者???って事になるんだけど、特徴はもうセダカスズメダイそのもの。。。
でも、な~んか違うんだよなぁ~
ただの感だけど。
セダカスズメダイはもっと、こう野暮ったいスズメダイなんだよね~(笑)
で、怪しいのがアイランドグレゴリーなんだけど、こいつは尻ビレが黒いのが特徴。
こいつは割と透明に近いんだよね~
写真によっては尻ビレが真っ黒いのもあるけど、これは写り方の違いであって当てにはならない。
今日はヒレ全開の写真を撮ってみたけど、大事な部分(背ビレの棘の数→12本ならセダカスズメダイ、13本ならアイランドグレゴリー、フチドリスズメダイ、アイスズメダイ)がちょっと不鮮明でやっぱりよく分からない。。。(笑)
もう一回撮ってこよっと!

Cスズメダイ(左写真)はヒレ全開が撮れなかった~!!
Aスズメダイもそうなんだけど、彼らがヒレを全開にさせるのは他の魚を威嚇する時。。。
しかも、この時の動きが超早っ!
なかなかピントが合わない。。。(泣)
魚類写真資料データベースの写真を全面的に信用するとして、Cスズメダイはこの写真を見ても(→アイスズメダイ)、やっぱアイスズメダイかなぁ~?
ちなみにアイスズメダイは実態がよく分かっていない日本では幻のスズメダイという噂もあるらしい。

このCスズメダイは他のポイントではあまり見られないが、ここお宮前のある一定の範囲内に集中して10匹以上がそれぞれテリトリーを守っているのが見られる。
まぁ、これだけ立派な成魚が集中して見られるんだから、他の場所にもいるかもしれない。。。

ちなみにヒレ全開の写真を撮ることによって、次の事が分る。
・ 背ビレの棘数
・ 側線上方の鱗数

あ~!!ひかないでくださ~い!!(笑)
これらは肉眼でも見れるんだよ♪
側線というのは魚の体に必ずある線の事で、目の後ろあたりから尾ビレにかけて体の上方に引かれる線の事。。。これまた水中でも写真でもはっきり見えます!

で、その関係は次のようになってる。
(参考URLは標本写真)
































  背ビレの棘数 側線上方の鱗数 参考URL
セダカスズメダイ 12 2.5-4.5 Pictures
フチドリスズメダイ 13 2.5 Pictures
アイランドグレゴリー 13 2.5 Pictures
アイスズメダイ 13 3.5 Pictures

という事でヒレ全開撮影のダイビングはまだまだ続く。。。(笑)

やばい。。。どんどんマニアックな、と言うか、オタクな世界に浸り始めてる。。。!
これでお客さんがどんどん減っていく。。。(笑)
シーズンオフのプライベートダイビングという事で許してください。。。

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結局そんなんで、イトヒキベラXを探す時間はほとんどないまま、終わってしまった。。。
見つけたのは4cmぐらいの若い子を1匹だけ。
イトヒキベラXの幼魚を探すために下ばかり向いて進んでいると、ホシススキベラの幼魚がよく目に付いた。
屋久島でのベラ類の幼魚が増える時期自体は、もう始まっているようだ。
なのに、まだイトヒキベラ類の幼魚は少ない。。。

-20m付近で下の2匹がエッチするのを偶然見かけた。
ブダイ系の産卵はこっちに来て初めてかもしれない。。。
やっぱり多くの種類は、冬に産卵するのかな?(Theブダイなんかは冬)
時間は16:00ぐらい。
この後、ずっと見てたらもう1匹のメスともエッチしてた。

このオス(左写真)は婚姻色かな?
で、こいつら何者?(笑)
最初、遠くから見た時は屋久島にも多いオオモンハゲブダイかと思ったが、何か違う。。。

こんなに派手なのに、ブダイはよく分からねぇ~!!
ブダイも整理せねば!!

でも産卵してくれるとすぐにメスや若魚が判明して、ありがたい。。。(笑)


左・オス/右・メス

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