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誰もがのんびり楽しめる屋久島の代表的なダイビングエリア・一湊(いっそう)。

オイLOVE一湊

一湊エリア – Isso Area

一湊は屋久島の真北にある集落。
ここは古くから漁業の町として栄え、屋久島の特産品で有名な「首折れサバ」の生産地。

ここが屋久島のダイビングのメインエリアになります。

東側に矢筈岬を望む一湊川の河口に広がる静かな湾内で、この中にいくつかのポイントが点在しています。
普段はまったく波も立たない湖のような湾であることからも分かるように、水中はとても静かでのんびり&まったりと潜ることができるエリアです。

どこのポイントも岩礁中心で、ところどころにハナガタサンゴ類やハマサンゴ、ウスサザナミサンゴなどの大規模な群生がよく見られます。

水深を下げていくと最大でも-30m程度で砂地になり、あとはゆるやかに落ち込んでいく地形です。

”のんびり&まったり”が一湊スタイル。

広い屋久島の中で、この一湊エリアがメインとなっているのは、とにかく生物の多様性に満ちており、魚影は濃く、珍しい生き物もよく見つかるから。

また、潮流等もそれほど強くないため、初心者から上級者までがのんびり&まったりと楽しめるのも理由のひとつ。

そんなのんびりしたエリアでありながら、ヒレナガカンパチやツムブリなどの群れが入り込んだり、数百匹のツバメウオの大きな群がりや戦時中に落ちたとされるゼロ戦とそこに集う魚たちの光景、そして数十匹のコブシメが集まる大産卵などワイドも十分にいけます。

ボートは一湊港から出港し、どのポイントも非常に近く、出港後3-5分程度でエントリー。
当然、1本潜るごとに、港に帰ってくるスタイルとなります。
どのポイントにもブイ&ロープが設置されてあり、沖にある数カ所のポイント以外は潮流もそれほどないため、初心者から上級者まで安全にのんびり魚影の濃い海を楽しむことができるのです。

一湊エリアの主要ポイント

一湊エリアのメインである一湊の湾内には以下の6つから7つのポイントがあり、どこも港から3-5分程度の近さ。
たいていのポイントには常設ブイが設置されていて、ロープ潜降が可能となっています。

  • 一湊タンク下No.1
    一湊というよりも、屋久島の代表的なダイビングポイントで、湾奥にあるため、潮流もほとんどなく、静かでのんびり潜れるポイント。
    浅く静かで明るい海でまったりとフィッシュウォッチングをするのがここのスタイル。最大-18m。初心者から上級者まで楽しめるポイント。
  • 一湊タンク下No.2
    「一湊タンク下No.1」の沖側にあるエリア。昔はここにもブイがあったが、今は欠損しているため、一湊タンク下No.1のブイから入り、ここまで足を延ばすパターンで潜る。No.1よりもやや深い場所を好む生物が見られる。最大-40m。ときに強い潮がかかるため中級者以上の方向き。
  • 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)
    一面が真っ白い砂地にケイソンやテトラなど人工物の残骸が点在する「漁礁」と戦時中にこの一湊湾内に落ちた「ゼロ戦」とを結ぶ2極集中のポイント。最大-25m。浅場がなくロープ安全停止となるため中級者以上の方向き。
  • お宮前
    浅場から深場まで全体的に魚影は濃いため、初心者から上級者までじっくりとフィッシュウォッチングが楽しめるポイント。-20m付近に無数のロクセンフエダイやカゴカキダイが群れるリーフがあって、ここが最も魚影が濃く、中心的な場所。最大-30m。
  • お宮前Part2
    「お宮前」をさらに沖に出た場所にあるエリア。無数のスミレナガハナダイが群れ一大ハレムを形成しており、その周辺が一番魚影が濃い。全体的に深いため、深場の生物を探す楽しみもある。往復の泳ぎがあるため上級者向き。最大-40m。
  • 横瀬
    一湊湾内の外側に位置する場所であるため基本的に潮が速いポイント。
    無数のキンギョハナダイが群れる浅根でエントリーし、沖に泳ぐとムレハタタテダイやアジアコショウダイ、コガネスズメダイなどが群れるリーフがある。ポイントは全体的にグルクンなどの群れがよく見られる。最大-40m。中~上級者向き。
  • 黒瀬
    沖に向かって長く延びる「黒瀬」という瀬の浅場でエントリーし、沖まで泳ぐポイント。沖の深場は深場の生物探しが楽しいが、基本的に「横瀬」以上の強い潮流が入り込むため上級者向き。最大-40m。

一湊エリアの他のポイント

ボート: トンネル下 / 魚見 / 管理棟下 / 定置跡 / センロクetc…
ビーチ: 元浦 / 元浦東 / クレーン下 / 吉田 / 志戸子etc…

ホームグラウンド「一湊タンク下」

一湊エリアには以上のようなポイントがあるのだが、この中でも最もよく潜っている当店がホームグラウンドと定めて定点観察しているのが「一湊タンク下」。

ゲストのいない日でも毎日潜ることを日課としている当店にとって、ビーチからでもエントリーできる「一湊タンク下」は最高のフィールド!

この「一湊タンク下」には強いこだわりと愛情を持って潜っているので、何はともあれこのポイントは潜って欲しいし、ガイドとしてもぜひ紹介したいポイントなのです。

マクロからワイドまで!屋久島が誇るスーパーポイント。

僕が初めて屋久島に来たとき、南部の麦生から時計回りに栗生にかけての海域がダイビングのメインエリアで、ビーチエントリーが主流の島でした。
しかし、これから毎日潜って、一生をかけて潜り込むフィールドとしては何か物足りない気が。。。

島内1周130km、最初のうちは島中の様々な場所からエントリーし、今後、ホームグラウンドとして、ライフワークとして潜り込む価値の有りそうなフィールドを探しまくりました。

そして、ここだ!と確信したのが「一湊タンク下」。

「一湊タンク下」の面白さは、様々な環境・水深に多種多様な生物が生活していて、その行動や生活を定点観察しやすい事にあります。

全体的に浅く、潮流もそれほど強くないため、マクロ・ワイドを問わず、じっくり生物を観察し、撮影するには最高の環境なのです。
実際、僕の撮った写真のほぼ90%はこのポイントで撮ったもの。

伊豆の大瀬崎やIOP、八丈島のナズマド、伊豆大島の秋の浜。。。
各地には必ずその海を代表し、全国に知れ渡る唯一無二のスーパーポイントがあります。
「一湊タンク下」を屋久島のそんな代表的なポイントにしたくて、今も日々潜り続けています。

「一湊タンク下」はとても広いため、水深や環境で3つのエリアに分かれています。

「一湊タンク下No.1」
ハナガタサンゴの仲間やウスサザナミサンゴが広範囲に群生する最も魚影が濃い-10m付近を中心に、岩場と砂地で構成された様々な環境に、多種多様な根付きの魚たちが生活している。最大-18m。

「一湊タンク下No.2」
No.1のさらに沖に広がるエリアで、全体的にNo.1よりも深く、潮通しも良くなるため、No.1では見られないようなやや深い水深で見られる生物が見られる。
最大で-40mくらいまで落ち、最後はやはり砂(砂泥)になる。

「一湊タンク下No.3」
通称”ゼロ戦”と呼ばれるエリア。漁礁と呼ばれる人工物に無数のテンジクダイ類やキンメモドキたちが群れ、それをアザハタが守る。そこには無数のムレハタタテダイが群れ、上層には100匹くらいのツバメウオが群れ、かなり賑やかだ。
そこから数十m泳ぐと、戦時中に落ちたと思われるゼロ戦の頭部があり、底にも無数のテンジクダイ類やケラマハナダイ、フタイロハナゴイなどが群れ、やはりアザハタが守る。ゼロ戦フレーム内にはホワイトソックスなど様々な甲殻類が見られる。

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