Let's dive in Yakushima is.!

屋久島でダイビングをしよう!

屋久島のダイビング・スタイル

屋久島は小さな離島だと思っている方も多いようなのですが、実は屋久島は周囲が約130kmもある非常に大きな島。
その距離感は伊豆でいうと東伊豆と西伊豆、奄美大島でいうと北部と南部と同じくらいの距離感覚になります。

様々なエリアに潜りに行く都市部のダイビングショップさんならまだしも、1つの”現地サービス”が毎日のように潜り込み、「私たちの海」として案内するにしてはあまりにも大きな島なのです。

そんな広い屋久島でも、10年以上前まではすべてのお店が全島をカバーし、ビーチ・エントリーを中心に潜っていたのですが、ここ10年で屋久島のダイビング・スタイルは大きく変わりました。

すべての業者が島の真北にある「一湊」を中心とした島の北部から西部にかけてのエリアで潜るようになり、ボート・エントリーがメインとなったのです。
北部のお店はもちろん、遠く南部にあるお店も毎日、「一湊」まで通ってゲストを案内しています。

それ以外のエリアもビーチから潜ることは可能なのですが、めったに使うことはなく、冬季の季節風で北部が潜れない時などに利用する程度になりました。

北部から西部にかけてのエリアの面白さ

なぜ北部から西部にかけてのエリアで潜るようになったのかというと、それはずばり南部に比べて海が圧倒的に面白いからです。

南部も魚影が薄いわけではないのですが、暖温帯系のやや派手さに欠ける磯魚が中心で、群れも単一種で構成されたものが多く、魚影が濃くても多様性が乏しいのです。
地形や環境も単調で変化が少なく一辺倒な場所が多いのに対し、北部~西部のエリアは生物も環境も多様性に満ちているのです。

この理由として考えられるのが、「黒潮の流れ」です。

黒潮は屋久島の周辺海域で北向きから東向きに流路を変えるのですが、この時に黒潮に乗っている南方系の多くの生き物たちが流路が変わるコーナーのところで遠心力によって屋久島に振り落とされると考えられています。

この振り落とされた生き物たちが何らかの分岐流などの影響で、ダイレクトに流れ着きやすいのが、南西部の栗生辺りから時計回りに北部の一湊辺りまでのエリアなのではないかと考えています。

その後、黒潮自体は屋久島の南岸に沿って流れ、屋久島を過ぎたあとまた北向きに流路を変え南日本の沿岸に流れていくので、黒潮が最も屋久島に接近するのは南部の海ではあるのですが、これは多分ほとんど素通りしていて、あまり南方からの生き物が流れ着き難いのではないかと思っています。

屋久島の2つの主要ダイビングエリア&ダイビングポイント

このような理由で屋久島のメインとなるダイビング・ポイントは島の北部から西部にかけてのエリアに集中しています。
基本的にはすべてがボート・エントリーであり、一湊港から出港する「一湊エリア」と永田港から出港する「永田エリア」に分かれます。
この2つのエリアは別にページを設けてご紹介いたします。

他の屋久島のダイビングポイント

当店はこの「一湊エリア」と「永田エリア」をホームグラウンドとしており、9割以上のダイビングをここで行っていますが、冬季に利用する南部のポイントも含め、他に当店がたまに潜るいくつかのポイントはここで紹介します。
基本的にはそのほとんどがビーチ・エントリーとなります。

北部

  • 【一湊エリア】⇒特設ページ
  • 元浦
  • クレーン下
  • 志戸子
  • 吉田
  • 魚見
  • 香附子
  • トンネル下

南部

  • 尾之間
  • 平内
  • 湯泊

西部

  • 【永田エリア】⇒特設ページ
  • 栗生

タイドプールと淡水ダイブのススメ

当店ではスキューバダイビングそのものを目的とはしておらず、スキューバは生物観察や水中写真など”海で遊ぶ”ための道具だと考えています。

なので通常のダイビング・ポイントだけでなく、タンクを背負わなくても入れる島内のあらゆる水辺を積極的にフィールドとして利用しております。

タンクを必要に応じて背負う事もありますが、そのほとんどはシュノーケルとマスクだけでエントリーが可能です。

屋久島の年間水温の推移とシーズナリティ

屋久島の年間を通しての水温は琉球列島とあまり変わりはありません。
ただ、季節よりも「黒潮の動き」に左右されるため、黒潮の接岸状況によっては夏場でも水温がやや下がったり、冬季には琉球列島よりも水温が上がったりすることもよくあります。

例年、黒潮は7月の上旬に接岸し、10月の下旬くらいまで屋久島の周辺海域にとどまります。
この時期が水温も高く、透明度も良いベストシーズンとなります。

下のグラフは青い部分がその月の最低水温、灰色の部分がその月の最高水温となります。